▲Aiib
について触れた荻生田さんのコメントの意図ってなんだろう。
今の中国のお金がない → aiib
がどうせうまくいかない → 破綻寸前となる てなことを見越しての発言かな。
少なくとも、今どうする、こうするという話では決して無い。
出資者の顔ぶれをみてみよ。
中国、インド、ロシア、韓国 なんだぞ。
今、日本がお金を出せば、そのお金を中国の思うままに使われしまう。
そんな馬鹿なことに日本が出資する訳がない。
だから。
上でふれたように、中国・インド・ロシア・韓国 という出資で開始して、数年でにっちもさっちもいかなくなろう。
その時には、審査 →融資 の仕組みを完全に日本が掌握した後、日本が出資してもいいなぁ---てな中国外への牽制とみるのが正しかろうな。
以下、新聞から抜粋。
自民党の萩生田総裁特別補佐は、アジアインフラ投資銀行(AIIB)について、日本は初期のメンバーには入らなかったものの、後から参加することは可能であり、その場合、応分の出資をすることで運用上のイニシアチブを取ることもできると。
AIIB参加について、萩生田氏は「初期の締切には入らなかったが、未来永ごう、協力しないかというとそんなことはない。
もし後から入るとすれば、他国とはケタの違う出資をすることになる」と述べた。
その場合、組織のイニシアチブは、本部の場所が中国内になるとしても、日本がスポンサーの一員として、運用上のイニシアチブをとることは可能だと。
首相が今夏に発表する戦後70年談話については、ジャカルタのバンドン会議での演説と米議会での演説に「さらなる日本が果たす未来志向のようなものを足したもので出来上がるだろう」との認識を表明。
「50年、60年(談話)のワードにこだわったものではなくなる」と述べた。
環太平洋連携協定(TPP)交渉については、妥結の時期が多少遅れたとしてもいずれはまとまるとの見通しを示し、「安倍内閣としては日米を最優先してカードを取ってしまったのだから、後戻りはできない。仕上げないとならない」と、妥結に向け意欲をみせた。
TPP妥結に伴う農家などへの補償問題に関しては、補助金より農業改革が重要だと述べ、従来の戸別所得補償などの形ではなく、海外に日本の農産物を輸出する際のコスト負担などの方法で国が支援すべきだと。
▲補足、感想など
えっ、中国が 審査 → 融資決定 の部分の権限を日本に譲るわけがないって---。
そうだろうなぁ。
だから。
日本はaiib
には出資しない---という結論になるのだ。
じゃ、荻生田さんの発言はなにか—ということになるのかな。
それはaiib
の名目の部分だろうな。
日本は、アジア諸国のインフラ整備に協力しますよ—というアピールなのだろうな。
Aiib
にはとりあえず、出資はしませんが、日本なりのアセアン諸国のインフラの整備には積極的に協力します。
Aiib
についても、中国という素人がやっても多分うまくはいきません。数年後、破綻寸前になることは目に見えています。
だから。
その時は、改めて日本が関与して、尻拭いはしますよ—てなアピールだろうな。
まぁ、こんなことを書くと、中国はどうせ日本が尻拭いをするなら、むちゃくちゃをしてやろう—とか考えるだろうな。
その時は、日本は知らん顔で---。
いずれにせよ、中国というヤクザを排除できたら、その時点で関与しますよ—てな感じでもの言っているのだろう。
荻生田さんは。